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例の事件について分析してみる [雑記]

とんでもない大事件でしたが、あの犯人の言動からするに劣等感に耐え切れなくなって行動に至ったというのが安直ではあるけど、一つの原因でしょうね。

その結果として自分はもっとすごいやつなんだ、もっと認めてくれ。
とか、大きなことをしようとしてああなったと思われる。

問題行動を起こす子供(目立ちたい場合)の心理も当てはまっています。
認めてほしいという言動もありましたから承認欲求に囚われているのもありますね。

犯人の目的自体は「世界を平和に・・・・」とか言ってましたが、自身の価値観のみで語っていたことからも自分が絶対だという強い思いがあったのでしょう。自分が正しい=相手は間違っているということから、他者に対して縦の関係をしいている。

問題行動を起こす子供の第3段階「権力争い」にも踏み込んでいた事になり、世界平和と謳ってたあたり、救世主にでもなりたかったのだという心理も読み取れますから「メサイアコンプレックス」でもあったことがわかります。

(あくまでも自分のみの価値観で)世界を救うことで、自分が救われたかったのかもしれません。
刺青により教師への道を断たれ、自身のやりたいことも出来ず、不平不満が積もり積もって今回の犯行に至ったと考えられます。

幸せを追求しなくちゃいけないという考えを持っていたようですが、幸せの定義が自分のやりたいことをする、それで生計をたて、自由気ままに過ごすことだと考えていたとしたら彼にとってはとても不幸な人生だったのでしょう。

そんな自分を救うため、要は自分一人のために行動に移したといえます。
協力関係を築くことでより良い関係を作れたなら良かったのですが、競争社会で縦の関係を作り続けてきたために、彼の主観では人生の敗者となり、その復讐として犯行を起こしたのかもしれませんね。

すべては仮定の話ではありますが、やはり競争意識が強い敗北することもありますから、それに耐えられなくなり、誰もがこうした復讐者として道を踏み外してしまうのかもしれません。

競争社会ではなく、協力社会を築いていくには目の前の大事な人を大切にする。
じゃぁ大事な人って誰だよというツッコミが聞こえてきそうですが、そこは愛を持って接することが出来る存在でしょうね。

愛することは難しい、つまり協力社会の実現もまた難しいという事になります。
しかし、目標を立てなければ実現するしないにかかわらず前に進むことすら出来ません。

困難ではあるけれど、前に進んでいくことが大事だと思います。
一日一歩ずつ、着実に前へ進んでいきましょう。

そこに競争は必要ありません。
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